旧万世橋駅遺構特別公開
今年の5月14日をもって交通博物館は閉館し、2007年10月14日にさいたま市で新たに鉄道博物館として生まれ変わる。
交通博物館はさよならキャンペーンとして旧万世橋駅遺稿を特別公開している。博物館があった場所には昔、駅があった…万世橋駅…甲武鉄道(現在の中央線)の起点で東京駅と同じく建築家辰野金吾の設計した駅舎があり、人々で賑やかだった(きっと今のアキバぐらいだろう)。中央線が東京駅まで延び通過駅となるとその繁栄も陰りを見せ、悪いことに関東大震災が起こってしまい、初代駅舎は火災によって焼失。駅舎は二代目・三代目へと続くがその華やかさはもう無くなっていく。その後、1921年(大正10年)に鉄道開業50年記念事業として鉄道博物館が開館。駅は1943年(昭和18)に休止され、交通全般を扱う博物館として交通博物館へと変わっていった。
ここに駅があった事は小学生の時に本を読んで知った。その後、機関車「やえもん」がある事も来館して知った。無くなってしまうのならば行かない訳にはいかない。
ってことで雨の中行ってきました。
入館してすぐに受付があったので先にパスを貰いました…雨なのに意外と人多いです…幼稚園以下のおこちゃまが多いのはわかるんですが…なんで厨房いるんだ?
集合場所は1号機関車。時間にはまだまだだったのですが、早速記念撮影…やっぱ人多すぎです。なかなか撮らせてくれません。で、やっと撮ったのがこちら。
これがやえもんです。えぇ、顔は出してきませんでしたよw…やっておけば良かった…orz
まだまだ時間があったので館内を見学する。約25年ぶりなのだが基本的には変わってない印象だ(それにしてもシミュレーターが多いのは気のせいだろうか?)。
目立たない一角にミニ展示として「万世橋・失われた幻の駅」があった。初代駅舎がもの凄いモダンな建築であったのをここで初めて知った。しかも駅前には銅像まで建っていたなんて。
ぐるっと一周して再び集合場所へ。まだ誰も来てないよ…ガイドさんは流石に来てるけど…とりあえず待つ。1号機関車を色々と写していると知らない間に集まってきていた…厨房、頼むから静かにな。出席確認(この歳でやるとはw)してまた待たされる…というかみんな興奮状態だから早く集まるのだろう。
やっと時間になったので出発。入口は完全な関係者出入口、他のガイドさんがそこでチェックしていた。奥深く入っていくと…カビ臭いです…予想どおりです。これで良いニオイしたら面白くないっす。
この場所で壁をスクリーンにして映した「さよなら交通博物館、そしてありがとう」を観た。一番前で観ていたオイラは…
・゜・(PД`q。)・゜・
…あぁ〜危なかった、あと一歩で完全に泣いてたな。
その後ホーム跡へ。階段も当時のまま残されていた。
雨だったのでこれが限界。う〜ん?もう一度来ないとイケナイのか?ここは中央線の神田〜お茶の水間の途中で観る事が出来る。オレも一度だけ集中してのぞき込んだ憶えがある。でも良くわからなかった。今回はじっくりと見ることが出来た。
20分のツアーを終えて出口へ。良かった。憧れの駅を体感出来て。
ツアー後は館内の二階、三階を見学。オート三輪があったのには感動しました。
後付:
もちろんランチは肉の万世ですw
参考:
交通博物館
http://www.kouhaku.or.jp/
特別公開は4月28日(金)までです。予約制なので気をつけてください。
現在は鉄道博物館へ移っております。
index:
鉄道博物館に行ってきました。
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後付2[2015.08]:
こちらに載せる為に古いデータから起こして写真を新しくしました!goo版より大きくなってますが、元がボケボケなので修正してます…これが限界でした。
今でなんですが、これが「鉄への復帰」の原点で、次の年に銀河が無くなる事で引金が引かれましたw。
あと、おまけでもう一枚。201系を掲載しておきます!この場所も今はmAAch ecute 神田万世橋のN3331として生まれ変わってますね(現在は閉店しております)。まだ行っていないので行きたい場所の一つです…つかこの眺めでビール飲みたい!