WaDSblog

ちょび之助の戯言におつきあいを。

寝台特急はやぶさ・富士はオイラに何を教えてくれたのだろう。

東京から九州への寝台特急は無くなってしまった。
本当にこれで良いのだろうか?
こんなに楽しい旅はもう二度と出来ないのか?

何時に起きたのかは憶えていない。遮光幕を上げ外を眺める…天気は曇り。富士山を見ることは不可能のようだ。

8時、富士駅着。隣りには313系が通勤客を乗せていた。

楽しみの一つ、寝台特急から見る富士山が出来ないショックからぼうっと煙草を吸いながら過ごす。

車内では朝食販売が始まって記念駅弁が発売されるようだ…朝食をしっかり取らないのでサンドイッチでも食べるか。それでも体は動かない…きっと買うのに時間が掛かると決め込んだからだ。

沼津からモブログでカウントダウンを始める。

何処の駅を見ても撮り鉄がいる。

f:id:chobinosuke:20150820000537j:plain

沿線沿いにも沢山いた!この写真、海を撮りたくて撮ったのですがまさか撮り鉄が入っているとは思いませんでしたw。

この列車を名残惜しんでいる人は大勢いる。

熱海、あと二つ。

鈴廣の看板、小田原か…聞き慣れた駅名が並ぶ。

横浜の手前で列車は徐行を始め、止まった。遅れが出始めた。この辺も廃止の問題の一つなんだろうが、これも旅の楽しみだと思う。

5分遅れで横浜着。仕事の関係で2日前に来たのだが、この列車から見るホームはやはり格別だ。

いよいよ終着へ。仕度は出来ていたのでのんびりと沿線を眺める。川崎を越え、多摩川。いよいよ東京だ。
下のチビッコが出てきた。

品川、「赤い電車!」とオイラが叫ぶwと、「京急でしょ」と返される。将来の鉄がここに居た。何時までも彼の心の中にはやぶさ・富士に乗ったことを覚えていて欲しい。

車内放送が始まる。隣りには新幹線が併走している。「手を振ってみ。」オイラがチビッコに託すが、「なんで?」と返される(当然だw)。「こういう楽しみってのがあるんだよ」、「ふ〜ん」。こんなやりとりをしていながら

新橋を通過。デッキに向かう。

東京着。9分遅れ。急いで先頭へ向かう。

f:id:chobinosuke:20150820000538j:plain

ホームではロープが張られ、沢山の人が写真を撮っていた。最終日は物凄い事になるんだろうな。

後方に向かいながら今日の編成を撮る。この日は、

はやぶさ
スハネフ14 3
オハネ15 1
オハネ15 3
オハネ15 2002
オロネ15 3002
スハネフ15 21

富士
スハネフ14 11
オハネ15 2
オハネ15 4
オハネ15 2003
オロネ15 3006
スハネフ15 20

でした。撮っている間に機回しが終わってしまった…うわっ、撮りたかったのに。
記念に方向幕の前で写真を撮る…記念なんで写真アップはしませんw。

先頭。沢山の人、テレビ局のカメラも来ていた。

f:id:chobinosuke:20150820000540j:plain

再び機関車が連結して車庫へと向かう。

はやぶさ・富士は品川へと休息に向かった。

後付[2015.08]:
こちらに載せる為に古いデータから起こして写真を新しくしました!goo版より大きくなってます。
九州寝台特急は覚悟するぐらいでないと乗れないモノだと思っていたので、富士・ぶさに乗れた事は本当に良かったです。もう直通の下ってのは絶対に無いんでしょうね。

index:ちょび、東海道・山陽新幹線&富士・はやぶさの旅
新幹線でGo!!! [東京-新大阪編]
新幹線でGo!!! [新大阪-福山編]
尾道へ
三原にて
新幹線でGo!!! [三原-小倉編]
はやぶさ・富士に乗って[小倉にて]
はやぶさ・富士に乗って[門司・この旅最大のイベント]
はやぶさ・富士に乗って[下関から]
はやぶさ・富士に乗って[真夜中に]
寝台特急はやぶさ・富士はオイラに何を教えてくれたのだろう
ちょび、東海道・山陽新幹線&富士・はやぶさの旅 エピローグ